「ぎふの米」にはおいしい理由がある。
岐阜を代表するお米は、「ハツシモ」と「コシヒカリ」。
長良川・木曽川・揖斐川の恵みと昼夜の温度差により、食味の良いお米を作るのに適した自然環境を有している岐阜では、ハツシモとコシヒカリが中心に栽培されています。
お店に並ぶまで
銘柄紹介
うるち米(ごはんのお米)
ハツシモ
10月下旬~
岐阜県を代表するお米です。大粒で歯ごたえがあり、
一年を通しておいしく味わえます。
コシヒカリ
9月中旬~
炊きあがりがふっくらとして、柔らかいことで定評の
あるお米です。白飯や丼物に最適です。
あきたこまち
9月上旬~
安定した品質で、食味のよいお米です。
くずれにくく、白飯やピラフに適しています。
ひとめぼれ
10月上旬~
コシヒカリの血を受け継いだお米です。
白飯やヘルシーなお粥に適しています。
あさひの夢
10月中旬~
ハツシモの血筋を引き継ぐ大粒で、
粒ぞろいが良いお米です。
にじのきらめき
9月中旬~
食味はコシヒカリと同様の良食味
粘りが強く、なめらかな食感が味わえます。
もち米(おもちのお米)
たかやまもち
飛騨地方を中心に栽培されている岐阜県独自の
もち品種です。色の白さと伸びの良さ、そしてコシの
強さと3拍子揃った品質が特徴です。
穂発芽しやすいなど栽培が難しいため、当JA管内では
本巣地域を中心に限られた生産者が栽培しています。
お米の保存方法について
購入したお米の保存、どうしていますか?
せっかくのおいしいお米も、保存方法によってお米に虫が湧いてしまったり、
おいしさをそこなってしまったり…
そこでお米を美味しく保存する方法をご紹介いたします。
1.お米の保存場所
お米に付く虫は、18℃以上で多湿の条件が揃うと発生しやすくなります。
お米の保存は比較的涼しい場所(10~15℃)を選び温度・湿度が低く
日光の当たらない暗いところが適しています。直射日光を避けましょう。
(注意点)台所の流しなど湿気が多い場所で保管すると、
お米に水がかかったり、 湿気を吸ってしまいカビが発生する原因となってしまいます。
特に、春から秋にかけて気温の暖かい季節はカビが発生しやすくなるので
要注意です。お米の下部分だけがカビた場合は、湿気の原因が多く、
上の部分がカビた場合は、水がかかったことが原因と推測されます。
(防水対策が必要です。)
2.精白米の保存容器
精白米の保存容器で一般的なのは(米びつ)です。
ボタンを押すだけで一定量が出てきて便利なものですが、
新しいお米を入れる前はきれいに掃除をするようにしましょう。
容器に付着した古いお米のぬかやゴミなどが、虫などの発生する原因に
なってしまいます。
お米の注ぎ足しは禁物で、古いお米を全部使い切ってから新しいお米を
入れるようにしましょう。
また、米びつを使われていない場合は密閉できる容器に保存しましょう。
密閉容器に入れ、空気をなるべく遮断することが大切で、
こまめに掃除をしましょう。
※ お米は空気に触れていることで乾燥してしまい、酸化が進んでしまうので
空気に触れる面積をなるべく少なくするように密閉して保管してください。
保存容器は、真空容器が良いのですが、チャック付きのビニールパックや
蓋つきのプラスチック容器、ペットボトルなどもおすすめします。
お米を密閉せずに乾燥した室内に置いておくと、お米にヒビが入ってしまったり
割れてしまう可能性があります。
この状態でお米を炊飯すると、ご飯がベタついて美味しさが
損なわれてしまいます。また、お米は臭いを吸収しやすい性質があり、
洗剤や香水、灯油など臭いの強い物と一緒に保存すると、
お米に臭いが移る場合がありますので一緒に置かないようにしましょう。
一度、お米に付いた臭いはとることができません。
3.お米を保存できる目安
精米日より春・秋は1か月、冬は2か月を目安にしましょう。
夏の暑い時期はあまり買い置きせず、適量を購入するように心がけましょう。
以上ですがご参考にしてみて下さい。
ごはん食は健康の素
外国で日本食がブームになって、豆腐、枝豆、しいたけなどは日本語で通じるほどになりました。ではなぜ、日本食がこれほど人気になったのでしょうか。それは、一つは美味しいこと、そしてもう一つが健康に良いからだそうです。お米を中心にした日本食は、栄養のバランスが良い上にカロリーも低く、ダイエットにも最適。みなさんお米を中心にした日本食をぜひ食べましょう。