岐阜市のJAぎふふれあいプラザ網代で4月上旬、肉用牛生産者や酪農家、JA職員、関係者ら約20人が参列し、畜霊祭が行われました。
同プラザには、畜産業の生産過程で命を提供した家畜への感謝とその霊を鎮める碑『畜霊碑』が建立されています。同プラザ管内は、古くから畜産業が盛んな地域です。敷地内に『畜霊碑』が建立されている店舗は珍しく、同JA管内では同プラザのみです。
同プラザ管内の畜産農家は現在12軒ですが、50年ほど前には約70軒が畜産業に携わっていました。敷地内には『畜霊碑』のほか、現在も牛を係留する柵が設置されています。最近は、使用することもなくなりましたが、以前は同プラザ(旧網代支店)で牛の売買もよくされていたといわれています。
写真=同プラザ敷地内にある『畜霊碑』で行われる畜霊祭