本巣市内の梨園では一面に純白の花が満開に咲き誇り、本巣市梨振興会の会員による人工授粉作業が4月12日ピークを迎えました。本巣市梨振興会では8戸の会員が2.5㌶の圃場(ほじょう)で、「幸水」「豊水」を栽培。2023年は6500ケース(5㌔/ケース)を生産・出荷。2024年の出荷量は、昨年同量のケースを見込んでいます。
本巣市梨振興会では8戸の会員が2.5㌶の圃場(ほじょう)で、「幸水」「豊水」を栽培。2023年は7000ケース(5㌔/ケース)を生産・出荷。2024年の出荷量は、昨年同量のケースを見込んでいます。
昨年は3月の気温が高く3月末に開花するなど人工授粉作業の日程も大きく動きましたが、今年は例年並みに気温も推移し、4月上旬に開花。人工授粉作業も順調に進んでいます。
この日は、本巣市上真桑にある堀口良委員長の35㌃の梨園で「幸水」の人工授粉作業が行われました。本巣市梨振興会では、着果率を高め、形の良い梨を生産するために、人工授粉とミツバチによる自然受粉を併用しています。人工授粉に使うのは、真正支店に併設される花粉センターで開葯された品種「松島」などの花粉を使用することで、均一な着果が見込めると言われています。
「幸水」は8月上旬、「豊水」は8月下旬に出荷が始まり、同JA糸貫農産物販売所とおんさい広場真正への出荷を予定しています。
写真=人工授粉作業をする同振興会の堀口委員長