消費者が求めるものを農家が生産する“地消地産”に取り組んでいるJAぎふ南部営農経済センターは3月26日、主に南部地域(岐阜市北長森・南長森・日野と岐南町)の生産者で組織される「南部蔬菜振興会」を発足。消費者のニーズにあった農産物の安定生産・出荷に向け、4月から枝付きエダマメと甘とう美人の栽培が始まります。
市街化区域で農業をすることが難しいなか南部営農経済センターでは、市街化区域で農業を営む生産者をつなぐことで、出荷量を確保し市場での有利販売に繋げるほか、環境に配慮した農業への取り組みや、低コストかつ労力軽減につながる農業経営の確立をめざします。
この日ははぐり支店で設立総会を開き、生産効率及び出荷資材統一による低コスト化の推進、有機農業への取り組み、女性が活躍できる農業など7つの生産活動と、生産者間の交流及び先進産地の情報収集、共同選果・共同販売の強化など4つの流通活動を2024年度の重点活動に掲げ、玉レタスや甘とう美人など9品目を周年生産していきます。初代の振興会会長には村瀬東三さんが選任されました。
写真=総会で挨拶する村瀬会長