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特産「岐阜えだまめ」始動 出荷に向け播種スタート

2024.01.26

 岐阜市特産「岐阜えだまめ」のハウスものの播種作業が25日からスタートしました。4月下旬の出荷に向け、2月から本格化していきます。

 JAぎふえだまめ部会が栽培する「岐阜えだまめ」は、4月下旬から11月中旬までと長期にわたり出荷され、大粒で豊富な甘みと濃厚なコクが特徴。化学合成農薬の使用を極力減らした防虫ネット栽培で安全・安心にこだわり、その品質の良さからブランド品として高値で取引されています。

 エダマメの収穫適期は約3日と非常に短いことから、収穫時期をずらすため播種作業は1週間おきに8月まで続く予定だ。気温の低い時期はハウス・トンネル栽培を取り入れることで、長期出荷が可能となります。

 この日は、ハウス栽培を手がける岐阜えだまめ部会の西中島ハウス組合のメンバー3人が、岐阜市菅生のハウスで均一に砂が入った育苗箱28枚を並べ、エダマメの種(品種:福だるま)約2万4千粒を播種しました。2週間を過ぎ、3㌢ほどに成長した苗を同部会の各ハウスに定植していきます。

 ハウス内には寒い時期でも生育が順調に進むよう、マットの上に電熱線を引き、その上からビニールを敷くことで、土の温度を28度前後に保ちます。また、かん水した水がほ場へ抜けるのを防ぐ効果もあるといいます。

写真=エダマメの播種をする同組合のメンバー等

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