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秋の食卓彩る食材 「各務原にんじん」収穫スタート

2023.11.13

 各務原市園芸振興会にんじん部会が生産する同市特産「各務原にんじん」の収穫が11月9日から始まり、各務原市鵜沼羽場町にあるJAぎふ各務原にんじん選果場に収穫されたばかりのニンジンが持ち込まれました。「各務原にんじん」は岐阜、名古屋、北陸の各市場に向けて、12月下旬までに500㌧の出荷を見込んでいます。

 種を蒔く8月は豪雨が多く、種が流れてしまい播種作業が計画通り進まないことから、例年より5日ほど収穫時期が遅れています。しかしながら、生産者の絶え間ない管理と気温が高かったことから、良品質なニンジンに仕上がっています。

 各務原市では、各務原市園芸振興会にんじん部会49人が約20㌶で特産ニンジンを栽培。各務原市園芸振興会にんじん部会の会員は特有の黒ボク土壌を生かし、品種「向陽二号」「彩誉」「翔彩」を中心に春夏・冬の二期作で栽培するのは全国でも珍しいといわれています。各務原市園芸振興会にんじん部会のニンジンは鮮やかで色と艶、甘さの高い品質の「各務原にんじん」として、市場や量販店から高い評価を得ています。

 この日は、各務原市園芸振興会にんじん部会の伊藤尚宏さんのほ場で、ニンジン収穫機「キャロベスター」を使い「各務原にんじん」約5㌧が収穫されました。

 収穫されたニンジンは、11月13日から県内の量販店の店頭に並んでいます。

写真=キャロベスターで「各務原にんじん」を収穫

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