JAぎふ岐阜市いちご部会とJAぎふでは、イチゴの出荷と輸送時にパックが動くことによる果実への影響を減らすために研究を進めてきました。メーカーと検討・試作を重ね、イチゴのパックを入れる際のこれまでの直置き方式から、宙吊り式となるような箱としました。下からの衝撃を吸収し、横方向への動きも軽減することでイチゴのつぶれや傷が入ることを防ぎます。組み立てのしやすさや、重ねて出荷する際の箱のずれを抑える工夫も施されています。様々な場面で極力イチゴへの衝撃が軽減して、きれいなイチゴのまま消費者の手元に届くことをめざしています。
JAぎふ岐阜市いちご部会では、旧方式の段ボールケースから順次切り替えていく。また、さらなる改良も視野に入れた研究も随時行っていくということです。