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よりスムーズな相続めざし 市が取り組む「終活登録」制度をプラザがお手伝い

2023.09.14

 生前に財産情報などを整理することで、遺族に迷惑をかけないスムーズな相続を考えてもらいたいとふれあいプラザ日野は9月13日、身寄りのない高齢者等が病気や事故などで意思表示ができない状況に陥った際に、事前に指定してある相手などに情報を伝えることのできる岐阜市の新たな取り組み「わたしのあんしん終活登録」の登録手続きをサポートすることに乗り出しました。

 少子高齢化や核家族などで一人暮らしの高齢者が増え、家族や地域との関係が希薄になるケースが全国的に増加するなかふれあいプラザ日野では、終活の重要性を組合員や地域住民に伝える「終活セミナー」を定期的に開催。人生の充実や遺族などの負担軽減を考えるため、エンディングノートの使用と岐阜市の終活登録を併用することで、ライフプランやマネープランを見直し、今より充実した人生を過ごしてもらうことをめざしています。

 終活登録の対象は、終活を希望する岐阜市の65歳以上の市民で「かかりつけ医・持病等の情報」「遺言書の保管場所」など11項目を登録。登録手続きが終わると「登録カード」と「登録証」が無料で発行され、本人が指定している相手から紹介があった場合に、岐阜市が情報を登録者に代わって意思を伝えられるものであり、2023年6月に導入しています。

 この日は、岐阜市地域包括支援センター長森の岩田利博社会福祉士と加知理沙保健師を講師に招き、終活登録制度と終活についての講演があり、65~80代の23人が参加しました。

 ふれあいプラザ日野では、終活登録の申込書を設置し、登録のお手伝いを行っていきます。

写真=参加者に登録申込書の書き方を教える加知保健師

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