高齢者世帯が犯罪や特殊詐欺被害などに巻き込まれる事件が増えているなかJAぎふ美山北支店は8月30日、美山北支店管内の徳永地区に住む高齢者夫婦世帯(70歳以上)を定期的に訪問する“見守り活動”を始めました。
美山北支店管内は高齢者が多い地域性に加え、支店までの道のりや隣家との距離が離れているなど防犯上狙われやすく心配な地域。そこで、支店職員から「地域住民を見守る活動をJAとして何かできないか」という声が上がり、高齢者世帯とのつながりを深めながら地域住民が安心して暮らせる街づくりに取り組むことをめざしています。
“見守り活動”では、美山北支店と訪問世帯との継続的な関係づくりを図りたいと、渉外担当者が中心となり、月に2~3回の訪問を行います。この“見守り活動”を知った徳永自治会が、高齢者夫婦世帯の訪問マップ作成に協力しました。。
この日は、徳永地区の県道に隣接する畑に咲くヒマワリの花束を美山北支店の児玉慶太渉外担当者が持参し、高齢者夫婦世帯5件に「特殊詐欺などの犯罪が多いので気をつけてください。何かあったらご連絡ください」と声をかけながら訪問しました。ヒマワリは、徳永地区の新たな観光名所として2022年から美山北支店と徳永自治会等が、環境整備活動の一環として栽培しています。
写真=定期的に訪問してくれることを喜ぶ高齢女性(右)