本巣市内(糸貫・真正地区)の梨生産者で構成される本巣市梨振興会は8月2日、「幸水」の収穫が始まりました。出荷は8月3日から始まり、今月下旬頃まで出荷が続く予定です。
3日には、「幸水」がJAぎふ糸貫農産物流通センターの選果場に持ちこまれ、選果場の機械により着色や品質などの基準をクリアしたものが箱詰めされました。箱詰めされた200ケース(1ケース5㌔)は、その日のうちにJAぎふ糸貫農産物販売所の特設コーナーに並べられ、即日完売になるほど買い物客から人気の梨となっています。
今シーズンの梨は、生産者が手間暇かけて管理に加え、適度な温度と降水量があったことで、大玉傾向で色回り、食味も良好で糖度も高く、バランスが取れた仕上りとなっています。
本巣市梨振興会は会員8戸が「幸水」「豊水」を総面積約2.3㌶で栽培し、8月上旬~8月下旬で「幸水」4,500ケース、9月上旬から9月中旬で「豊水」1,800ケースの出荷を見込んでいます。
この日は、本巣市梨振興会の堀口良委員長の圃場(ほじょう)で、大きさ・形・キズなどを選別しながら「幸水」800個が収穫されました。
写真=「幸水」を収穫する堀口委員長