外食向けなど業務用米の需要が回復しているが、その一方で米の民間在庫はまだまだ残っているのが現状です。そこで鶉支店と水稲農家、JAぎふ女性部鶉支部で組織された「米の消費拡大プロジェクト鶉」は5月16日、米粉専用の水稲「コナダモン」でお菓子の初試作会を行いました。
鶉支店には、米を細かい粒度の粉を製造できる米粉用製粉機が設置されている。「米の消費拡大プロジェクト鶉」が考案した米粉スイーツを商品化し、産直施設「おんさい広場」等での販売やJAぎふのSNSでレシピを公開することで、米粉の消費拡大を促しながら水稲「コナダモン」への作付け転換を呼びかけます。
お菓子は鶉支店女性部に所属の栄養士堀江たみ子さんを中心に、シフォンケーキと浮島(抹茶と甘納豆)の2種類を試作しました。鶉支店管内で、「コナダモン」を栽培するファームすぎしたや岩佐哲司組合長、JA職員等が試食しました。
写真=シフォンケーキと浮島の試食をする椙下さん(左)と女性部員等