消費者が「食」と「農」についてどのように考えているのかを調査するためJAぎふふれあいプラザ西郷は５月１３日、ふれあいプラザ西郷管内在住の親子５組を対象に、岐阜市中西郷ほ場で、初心者向けモニター食育農業塾「ふれあいプラザ３１５０（西郷(さいごう)）農園」を初開園しました。

　ふれあいプラザ西郷では、家族で野菜を「育てる楽しさ」と収穫した野菜を調理し「食べる楽しさ」を体験してもらうことで、消費者視点から農業や食についての意見や提案をしやすい環境をつくり、より多くのJA活動を理解し参加していただくことをめざしています。

　「ふれあいプラザ３１５０農園」では消費者の些細な“声”を反映させるため、小グループ単位で仲良く農業体験できるように、家族ごとに２坪（６平方㍍）の農園を用意。毎週第２土曜日に中間管理作業（育てる楽しさ）や料理教室、BBQ（食べる楽しさ）などの体験に挑戦しながら、コミュニケーションを図ります。

　この日は、夏野菜の減農薬栽培に取り組む５組１０人が、ミニトマトやパプリカ、ナスの苗を職員の指導のもと４株ずつ定植するだけでなく、虫除けスプレーも手づくりするなど参加者らの交流を楽しみました。

写真＝夏野菜の苗を楽しそうに定植する親子