農業体験を通じて地域農業の活性化を図ろうとJAぎふ各務原第一グループの5支店(蘇原・稲羽西・稲羽東・那加・各務)と東部営農経済センターは5月11日、各務原市の生涯学習の前期長期講習の一つとして、「ぷち自給自足生活に挑戦!はじめての家庭菜園」が開園し、農業に興味のある参加者15人が夏野菜の栽培に挑戦しました。
農業講習を生涯学習のなかに取り入れることで、各務原市内に住む消費者が「食」と「農業」に興味を持ってもらい、「国消国産」から同JAが取り組む「地消地産」への理解を深めてもらうことをめざしています。
今回の連携ではほ場や手軽にできるプランター栽培を通じて農業に興味のある参加者が、各務原市内で農業者として活躍する人材を育てるきっかけづくりにつながってほしいと各務原市と協議してきた結果、JAぎふと取引のない市民約60人から応募があり、抽選で15人が当選しています。
「ぷち自給自足生活に挑戦!はじめての家庭菜園」は、夏野菜の栽培や中間管理(草取り・追肥など)、収穫、段ボールコンポスト(基材を入れた段ボール箱に生ごみを入れて堆肥を作ること)など5月から8月まで、全5回が行われます。
各務原市の生涯学習は、心豊かな人生を送ることができるように、あらゆる機会に学習ができること、また、その成果を活かし、地域に貢献する人を育てることを目的にしています。
この日は、夏野菜5種類(エダマメ・ミニトマト・ピーマン・ナス・オクラ)の苗の定植と家庭で手軽にできるプランターに、ピーマンの苗を定植しました。
写真=農業について参加者に教える窓口職員(右)