振込詐欺被害を未然に防いだと岐阜県岐阜南警察署は3月30日、南長森支店窓口職員の加藤南さんと小野木栄子支店長に、後藤篤久署長から感謝状が贈られました。
2023年3月上旬に80代男性が来店され、接客を担当した加藤さんに「5000円を振り込むと、3分後に6億円が当選するので携帯から振り込む手続きを教えてほしい」と相談されました。少額振込で、多額な金額が振り込まれることを不審に思ったため詳しく聞きながら、高齢男性に送られてきたメールを確認すると不自然な点が多かったため、上司に相談すると特殊詐欺の可能性が高いと推測し、警察に通報しました。
80代男性は、「少額なので、騙されてもいいからやってみたい」と話していたが、警察署員と南長森支店職員から「口座凍結やスキミングなどの被害に繋がりかねない」などと説得し、被害を未然に防ぎました。警察署によると最初は少額振り込みだが、その後のやりとりで金額が徐々に高額になっていく被害があるとのことだです。
写真=左から後藤署長と感謝状を手にする加藤さん、小野木支店長