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生徒のアイデア資材で 地元で栽培されるブドウ農家をお助け

2023.03.06

 岐阜市立長良中学校2年1組の生徒29人は3月3日、県内屈指のブドウ産地と知られ、約100年の歴史を持つ岐阜市長良地域で栽培される「長良ぶどう」の販売促進や盗難被害を抑制するマスコットキャラクターやポスター、シールなど17点を「長良ぶどう」を栽培する長良ぶどう部会とその栽培指導や販路拡大などを行うJAぎふに贈呈しました。

 2022年度より長良中学校2年1組の生徒はキャリア教育の一環として、「地域農業」をテーマとして6月にはブドウの袋掛け、9月にはJA職員による出前授業が行われるなど「長良ぶどう」の調査を行ってきました。そのなかで、盗難や鳥獣害被害などにより、愛情込めて育ててきたブドウが出荷できずに農家が悩んでいることを知りました。その悩み事を解決するため、キャラクター考案、POP作成、盗難防止ポスター作成、販売促進ポスター作成の4班に分かれて被害抑制や販売促進の手伝いができるように、生徒ならではのアイデアを絞りながら資材の制作に取り組みました。

 この日は、各班の代表4人が制作の目的や工夫したことなどを発表した後、生徒が制作した17点を長良ぶどう部会の会員とJAぎふの五藤和久長良支店長に手渡しました。

 ポスター等は、長良ぶどう部会の圃場(ほじょう)やJAぎふの産直施設「おんさい広場」などに活用していく予定です。

写真=制作したキャラクターやポスターを持つ各班の代表(前列)と生産者、支店職員(後列)

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