大規模災害が発生し地域のインフラが停止してしまった場合に防災活動の拠点として機能できるエネルギーを供給できるLPガスバルク貯槽設備が設置されている防災モデル店舗の芥見支店は12月12日、JAサポート岐阜の協力を得て芥見支店の利用者9人を対象に、LPガスバルクを使用したLPガス発電機や火をつけながら、炊飯(50合)、汁もの(約23㍑)の約100食分の炊き出しができることなどの説明会を行いました。
大規模災害発生時に地域の被災者支援の拠点となり、地域住民の生命と生活を守ることをめざす芥見支店では、防災活動の拠点として機能できる設備が設置されているが、利用者や地域住民からその存在をあまり知られていないのが現状です。芥見支店の存在を知ってもらい、生死にかかわる人を少しでも助けたい、安心してもらいたいと今回の説明会が実現しました。
国道248号線沿いにある芥見支店の敷地は広く、災害発生時には多くの物資や緊急車両が集まりやすい場所となり、様々な支援活動の拠点となると予想されます。
この日は、LPガスバルクを使った照明の点灯やガスと使い方や機能について、JAサポート岐阜の職員から利用者に説明し、災害時の緊急対応への備えを確認しました。
写真=LPガスバルクを使い、JAサポート岐阜職員の指導のもと、コンロに火をつける参加者(右)