花や観葉植物を施設園芸で生産する、岐阜市内の若手花き生産者9人で構成される岐阜市園芸振興会鉢物研究会は11月29日、岐阜市役所の正面玄関を華やかに彩ろうと、柴橋正直岐阜市長と一緒にプランターにハボタンとビオラを植えました。
岐阜市は日本で有数の花の産地であることをPRするため、岐阜市園芸振興会鉢物研究会は、2010年から地域貢献の一環として旧市役所前の花壇を季節ごとに年4回植え替えるボランティア活動を続けてきました。建設から50年以上経過した旧庁舎は老朽化が進んでいたため、21年5月に岐阜市司町に移転し、新庁舎が開庁しました。しかしながら、新庁舎には花壇はなく、長年続けてきたボランティア活動ができなくなりました。多くの市民が出入りする正面玄関に季節の花をプランターに植えて設置したいと、岐阜市役所に伝えたことで活動を続けることができました。
この日は、岐阜市園芸振興会鉢物研究会会員の指導のもと柴橋市長がプランターにハボタンとビオラを4株ずつ植えました。正面玄関には10セットのプランターが並び、市役所を訪れた市民が花を観賞していました。
写真=同研究会の会員と一緒に花を植える柴橋市長(右)