北部営農経済センターは９月13日、地域農業を学ぶ長良中学校の2年生を対象に総合的な学習の時間を使い、長良地域で多く栽培される「長良ぶどう」について出前授業を行いました。

　これは、長良中学校がキャリア教育の一環として1年を通し実施している進路学習。クラスごとにさまざまな職業についての理解を深め、自分の進路や将来について考えながら地域に貢献できるようにと、テーマに沿って学習しています。2年１組は「地域農業」をテーマに、長良ぶどうの生産について学習。6月には、長良園芸振興会ぶどう部会の杉山善康さんのほ場で笠がけや袋がけ作業の体験を行い、生産者の生の声を聞く機会を設けました。

　出前授業では、北部営農経済センターの早矢仕陽介営農経済担当が長良ぶどうの歴史や生産者の現状、地域の農業課題などをデジタルサイネージを活用し詳しく説明しました。

　今後は学習したことを踏まえ、ポスターの作成などクラスで地域貢献できる方法を協議し課題解決に向かいます。

写真＝講師を務めた早矢仕営農経済担当