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秋の味覚、市特産「利平栗」販売開始 更なる付加価値をめざし栗の加工品も充実

2022.09.20

 秋の連休「シルバーウィーク」に向けJAぎふが運営する「山県ばすけっと」は9月17日、山県市特産「利平栗」の販売と同市産の割れ栗(利平・丹沢・筑波・ぽろたん)を使った新商品(限定販売)の米粉パン「山県マロン食パン」1斤700円(税込)、「生ういろ栗」1パック350円(税込)の販売が始まりました。敬老の日を含めた17日~19日と秋分の日を含めた23日~25日の3連休が2回あり、秋の味覚である山県市産の栗のおいしさを広めています。

 甘みが強く大粒で“栗の王様”と言われる「利平栗」は、他品種より収穫量が少ないほか、栽培の難しさから他品種栽培に切り替えられるなど、収穫量が年々減少。この栗のおいしさを知ってもらい、更なる付加価値をつけるため、出荷できない割れ栗を買い取り、スイーツや加工品に使用することで、食品ロス削減と農家の所得向上をめざしています。

 JAぎふ管内産「ハツシモ」を使用した米粉を使った「山県マロン食パン」は、栗の風味が広がり、栗と米の優しい甘みが味わえます。また「生ういろ栗」は、栗のコリコリとういろのもっちりした食感が楽しめ、山県市産栗の甘露煮が上に飾られており、栗の甘味と風味がおいしさを引き立てる一品になっています。

写真=新商品を手にする青山商品開発担当と「利平栗」を手にPRする岩沙広報担当(右)

写真=17日から販売スタートした「利平栗」

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