組合員に一層寄り添った活動と対話運動を通じた活動を展開するJAぎふは6月下旬より、全組合員約9万8千人・7万7千戸に対して全役職員約900人が面談率70%を掲げ、全戸訪問活動を8月下旬までかけて行います。
一人でも多く組合員の声を聞き取るため、例年より訪問期間を1カ月延長することで、約5万4千人の意見を集約します。意見を運営面に反映させることで「地域の農業とくらしになくてはならないJA」をめざします。
2022年度の全戸訪問活動は、組合員からいただいた“声”を業務用携帯のスマートフォンのラインワークス機能を活用し、組合員の意見や面談の有無などを随時報告。集約された“声”は支店と本店担当部署が共有されることで、悩み解決にむけた提案やJA活動などのヒントにつなげていきます。
JAぎふでは組合員との対話の機会を増やすことを掲げていたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、2021、2020年の面談率は約30%と低迷していました。そこで、今年度は高い面談率を再度目標として掲げ、組合員の“声”を多く集約することで相談業務の充実に向けた取り組みに力を入れています。
訪問先では、JAの取り組みを報告するリーフレットなどの資材を持参し、対話をするなかで、今後のJA運営や地域農業の課題、支店再編戦略などの意見が活発にでています。支店に加え本店や事業所勤務の職員一人あたり約90戸を担当しています。
写真=農家の玄関先で訪問資材を使いJAの取り組みなどを説明する職員(左)