支店統廃合や集約による支店がない地域の組合員や利用者への金融サービスを高めるほか、災害時の緊急対応に活用しようとJAぎふは７月2日、「ふれあいプラザ日野」と「ふれあいプラザ下中」、「ふれあいプラザ桑原」のリニューアルオープンに併せ、冷蔵ショーケースを積んだ移動金融店舗車「きずな号」のお披露目と初運行が「ふれあいプラザ下中」で行われました。冷蔵ショーケースを搭載した移動金融店舗車の運用は、県下ＪＡで初めてのことです。

　「きずな号」内には、ジュースやパンなどの加工品や食料品などを詰め込んだ冷蔵ショーケースと金融窓口端末を搭載。利用者は普通貯金の出し入れや公共料金、税金などを納めることができるほか、車内での買い物や職員との会話を楽しみながら相談などをすることでき、組合員や利用者との絆を深めることをめざしています。

近接する支店を集約する「ふれあいプラザ」と週１回の移動金融店舗車の出動により効率的な事業運営とさらなるサービス向上を図ります。

移動金融店舗車の出動日時は、「ふれあいプラザ下中」水曜日、「ふれあいプラザ日野」木曜日、「ふれあいプラザ桑原」金曜日の１０時から１３時まで、プラザ敷地内で営業しています。

　この日は、移動金融店舗車の運行と「ふれあいプラザ下中」のオープンセレモニーを祝い、同ＪＡ櫻井宏会長と近藤隆郎常務らがテープカットを行いました。門出を祝い、地元で活躍する「羽島子供太鼓クラブ」の力強い演奏が披露されるほか、移動金融店舗車内での買い物や「ふれあいプラザ」では抽選会も行われ多くの来店者で賑わいました。

写真＝移動金融店舗車の説明を聞く来店者と買い物をする消費者