コロナ禍の影響でおうち時間が長くなるなか、コーヒーを通じて家庭でのコミュニケーションを増やしてもらいたいとJAぎふは長良支店は５月9日、「おいしいコーヒーの淹れ方入門編講座」を開き、１１人が参加しました。岐阜市にある「いしぐれコーヒー」の石榑昇司マスターを招き、「おうち時間をおいしいコーヒーを淹れて家族で楽しもう」がテーマ。今回を皮切りに、今後は各支店で出張講座を行う予定です。

　JAぎふでは、各支店における小グループ設立のきっかけとなる仲間づくりや「食」と「農」、の理解醸成、社会貢献などにつなげるため、支店協同活動の一環として各種セミナーを開催しています。今年度は、新たな企画として厳選されたコーヒー豆を自家焙煎して提供する「いしぐれコーヒー」の講座を取り入れました。

　この日は、長年に渡りおいしいコーヒーを提供する石榑オーナーを招き、ドリップコーヒーの淹れ方を実演。フィルターに挽き立てのコーヒーの粉を平らに入れ、約９０度の湯を３分間かけてゆっくり落とすなど、淹れ方のポイントを説明しました。ブラジル・コロンビア・エチオピア・ケニア産の４種の豆を使ったコーヒーの飲み比べを行うと、「香りや酸味、苦みなどが全然違う」などの声が参加者からあがりました。

写真＝コーヒーの淹れ方を伝える石榑マスター