本巣市内の梨園では一面に純白の花が咲き誇り、本巣市梨振興会の会員による人工授粉作業が4月10日から始まりました。
本巣市梨振興会では9戸の会員が2.5ヘクタールの圃場(ほじょう)で、「幸水」「豊水」を栽培。2021年は6500ケース(5㌔/ケース)を生産・出荷した。22年の集荷量も6500ケースを見込んでいます。3月末から4月にかけて寒い日もあったが、4月から気温が高く推移したことから例年並みの開花となっています。
この日は、本巣市上真桑にある堀口良委員長の梨園で「幸水」の授粉作業が行われました。本巣市梨振興会では、着果率を高め、形の良い梨を生産するために、人工授粉とミツバチによる自然受粉を併用しています。人工授粉に使うのは、JAぎふ真正支店に併設される花粉センターで開葯された専用品種「松島」などの花粉を使用することで、均一な着果が見込めます。
「幸水」は8月上旬、「豊水」は8月下旬に出荷が始まり、JAぎふ糸貫農産物販売所とおんさい広場真正への出荷を予定です。
写真=受粉作業をする同振興会の堀口委員長