岐阜市特産「岐阜えだまめ」のハウスものの播種(はしゅ)作業が、1月25日からスタートしました。4月中旬の出荷に向け、2月から本格化していきます。
JAぎふえだまめ部会が栽培する「岐阜えだまめ」は、4月中旬から11月中旬までと長期にわたり出荷が続き、大粒で豊富な甘みと濃厚なコクが特徴。化学肥料・化学合成農薬の使用を極力減らした栽培と防虫ネット栽培で安全・安心面にこだわり、その品質の良さからブランド品として高値で取引されています。
エダマメの収穫適期は3日間と非常に短いことから、収穫適期をずらすため播種作業は1週間おきに8月まで続きます。気温の低い時期はハウス・トンネル栽培を取り入れることで、長期出荷が可能となります。
この日は、ハウス栽培を手がけるJAぎふえだまめ部会の西中島ハウス組合のメンバー4人が、岐阜市菅生のハウスで、均一に砂が入った28枚の育苗箱を並べ殺菌処理を施して青色に染まった種(品種:福だるま)約2万4000粒を播種し、約2週間後に定植します。
ハウス内には寒い時期でも生育が順調に進むよう、マットの上に電熱線を引き、その上からビニールを敷くことで土の温度を28度前後に保ち、かん水した水が土から抜けるのを防ぐ効果があります。
写真=ダマメの播種作業をするハウス組合のメンバー