岐阜県本巣市のマル糸柿振興会とJAぎふは１２月26日、マル糸柿振興会のブランド柿維持・拡大のため剪定講習会を開き会員約300人が参加しました。

　マル糸柿振興会は生産者の高齢化が進む中、地域で育ててきた地域のブランド柿を守るために、柿栽培の技術習得を振興会全体で支援することで、マル糸柿振興会の持つブランド力を次世代・後世につなげていくことをめざしています。

　この日は農林水産省が認定する農業技術の匠を２００９年に受賞し、マル糸柿振興会の名誉顧問を務める加藤泰一氏の指導のもと、JAぎふ管内の会員圃場３か所で、剪定作業など実践的な技術習得を行いました。また、柿生産共販推進委員会とブランド柿育成クラブ、企画部、女性部の4組織も地域指導者として会員に指導できる体制を構築するため、本巣市にある実習柿園で剪定講習会を行いました。