羽島市酪農協議会は12月17日、羽島市桑原町西小薮の観音寺にある畜魂碑前で牛供養を行いました。会員や関係者約20人が参列し、牛たちへの感謝と生産の安全を祈念しました。
羽島市酪農協議会では、9戸の会員が約400頭の乳牛を飼育。岐阜県酪農農業協同組合連合会を通じ、生協や学校給食に牛乳約1300㌧を出荷しています。近年、エサの価格が高止まりの状況だが、同地区では価格高騰に対するリスク分散のため、WCS(ホイールクロップサイレージ)の取組みが進んでいます。また、河川敷で放牧できるなど立地条件が良かったことから、かつては県内でも一番酪農が盛んな地域だったといわれています。
参列者は畜魂碑を前に、導師の読経に続いて焼香し、手を合わせて畜霊の魂を鎮めた。本堂では、会員の商売繁盛と家内安全を願い、祈とうが行われました。