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食品ロス削減に向けた「クリスマスピザ」

2021.12.30

 JAぎふ産直施設「おんさい広場鷺山」内にある米粉ぱん専門店の「きらきら工房」は12月18日、食品ロス削減に向けた「クリスマスピザ」の販売をしました。「クリスマスピザ」はタテ18㌢×ヨコ26㌢のピザ生地の上にシメジやコーン、JAめぐみのから提供された「明方ハム」などがたっぷりのっています。12月26日まで1日30食限定で1枚500円(税込)で販売され、野菜は前日に店頭に並でいた新鮮なものを使用しています。

「おんさい広場鷺山」では地元生産者が収穫した新鮮な野菜を毎朝出荷しています。その新鮮野菜を買いに多くの消費者が開店前から列を作るほどの人気となっています。しかし、閉店間際には売れ残る野菜もあり、売れなかった野菜は生産者が持ち帰り自家消費や近所に配るほか、廃棄するのが現状だ。生産者からは「食べ物を無駄にしたくない」という声が上がっていました。

 この現状を知った「きらきら工房」では、クリスマス商戦に向けた「クリスマスピザ」に使用する野菜に“食品ロス”の可能性がある野菜を使うことで、世界的に関心のあるSDGs(持続可能な開発目標)の達成に取り組みます。また“食品ロス”の問題について理解してもらおうと、「クリスマスピザ」のチラシにはSDGsロゴを付けPRするとともに、野菜を買い取ることで生産者の所得の増加につなげます。

 ピザ生地に使用している米粉は、県内産「ハツシモ」をすべて同産直施設で製粉し、野菜なども「おんさい広場」に出荷されているものを使っています。

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