JAぎふの特例子会社「JAぎふはっぴぃまるけ」は12月9日、本巣市の同社真正事務所で袋詰めしたサトイモに、岐阜県キャラクターのミナモを使用した「農福連携シール」を貼り付ける作業を社員3人が行いました。障がい者が野菜の袋詰めをしたものに県が作成した「農福連携シール」が使用されるのは今回が初めてとなります。
農業の担い手不足や高齢化などの農業の抱える課題を解決すべく、障がい者の雇用促進の支援をめざし2020年に設立した同社は地域共生社会の実現のために、その人の得意不得意を作業分解して農業の楽しさと人との交流などを積極的に展開しています。「農福連携」の先行事業として、県とJA全農岐阜、カネ井青果、イオンリテール株式会社が「農福連携」の周知と農畜産物に付加価値を付けることをめざすため、「JAぎふはっぴぃまるけ」に作業委託を行いました。
この日は、サトイモの計量と袋詰め、袋閉じ・袋きりの3工程に分かれ、600袋の袋詰めを一つ一つ確認しながら丁寧な作業が行われました。