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新米でおにぎり作りに園児が挑戦 食農教育通じて米の消費拡大へ

2021.11.12

 将来を担う子どもたちに羽島市特産米「ハツシモ」のおいしさを伝え、ご飯をより好きになってもらおうとJAぎふ羽島北支店は11月12日、羽島市の小熊保育園の年長・年中園児約33人と山田浩司支店長が一緒に「ハツシモ」を使ったおにぎりを作りました。使用された新米「ハツシモ」30㌔は、羽島北支店が寄贈しました。

 羽島市は水稲栽培が盛んな地域。しかしながら、近年の米離れ傾向に加え、新型コロナウイルス感染症拡大により、米の消費が落ち込んでいます。この課題を解決すべく、園児を通じて保護者や祖父母に米の魅力を再確認してもらい、米の消費拡大につなげるため家庭で子どもと手軽にできるおにぎり作りに注目し、今回の企画を検討してきました。

 小熊保育園では、園児がおにぎりを作ることで“食”の関心を高めてもらうため、年に2、3回「おにぎりの日」を設けています。

 当日は、炊きたての新米をラップに包み、さまざま形のおにぎり2個を作りました。持参したお弁当箱におにぎりと鶏唐揚げ、ブロッコリーのおかか和え、ミカンを詰めてオリジナルのお弁当を完成させた。お弁当を手に運動場に用意されたテーブルにお弁当を並べ、「新米のおにぎりおいしい」などと満面の笑みがこぼれました。

写真=新米「ハツシモ」をにぎる園児

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