早場米の生産に取り組む桑原土地営農組合が8月24日、羽島市桑原町のほ場で特別栽培米「あきたこまち」の稲刈りがスタートしました。
桑原町はJAぎふ管内でも一番南にあたり、気候が温暖で水田農地が集積しやすい地域。収量と品質を向上させるため、これまでに田植えの時期や管理方法などの研究を重ねています。また桑原町は酪農家が多く、基肥に牛ふん堆肥を使用する耕畜連携にも取り組んでいます。今年の収量は10㌶で、約60㌧の収量を見込んでいます。
今年度の生産では例年より早い梅雨入りや梅雨明けに加え、8月の長雨の影響により稲刈りが10日間ほど遅れたが、高品質に仕上がっています。
この日は大型コンバインを使用し、同組合の従業員が稲穂の出来を確認しながら稲刈りが行われた。収穫した米はJAぎふの下中カントリーエレベーターに出荷され、残留農薬などの検査を行った後、JAぎふ管内で一番早い新米が9月上旬より、JAぎふの産直施設などで販売される予定です。