JAぎふは総合事業を通じて、「農業と地域の発展」「組合員の暮らしの向上」を実現するため、持続可能なJA経営基盤の確立・強化をめざしています。JAを取り巻く環境は農業後継者不足、耕作放棄地の拡大、組合員の高齢化といった本質的な問題に加え、長引くマイナス金利、TPP11など先行きの見えない情勢に突入したことにより、JAぎふでも支店再編戦略が徐々に進んでいます。
日野支店は2022年6月に、ふれあいプラザ(組織の活動拠点や地域の交流拠点として活用)として新たな店舗形態として変更が予定されています。長年に渡り愛用していただいた組合員や地域住民らに対し、新たな活動拠点として再始動することを周知するため、2014年まで多くの人で賑わっていた「日野朝市」を復活させたいと支店運営委員会や農政推進委員会の役員に提案し、7年ぶりの再開が実現しました。
日野朝市が再始動した7月27日には、日野支店敷地内で甘とう美人(甘とうがらし)やミニトマト、ナスなど地元で収穫された色鮮やかな農産物20種類以上が並ぶほか、子どもたちが楽しめるスーパーボールすくいなども行われるなど組合員や地域住民らで賑わいました。
写真=消費者に野菜の説明をする日野農政推進委員会村瀬東三会長