JAぎふ

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見て・食べて良し 農村風景を守る団体を「みのっ太基金」で支援

2021.07.29

JAぎふは2014年に、地域のイメージアップと活性化を図る諸団体を助成支援する「JAぎふ 地域活動支援基金(通称:みのっ太基金)」を創立。2020年までに延べ137団体に総額8,946万円を助成支援し、農業振興、環境保全、伝統文化の継承・継続など、地域活性化につながる取り組みの支援を行っています。

 支援先の一つである岐阜市岩田西地区の住民12人で構成される「岩田布袋蕎麦プロジェクト」は、「耕作放棄地を活用した景観保全」「食農教育」の2本の柱を基に地域貢献の一環として、2019年に始動。岩野田西地区では農業従事者の高齢化による耕作放棄地が増え、美しい農村風景が減少しています。「岩田布袋蕎麦プロジェクト」の前田伸代表は、耕作放棄地の解消による景観作物として9月から10月に咲くソバの花と1月から5月に咲く菜の花が観光名所となり、収穫したソバの実を使い、ひき立てのソバを地域住民や子どもたちに振舞うことで「食」と「農」を通じた地域活性化につなげていくことをめざしています。

2019・20年度産で収穫されたソバの実は、手作業や外注で製粉することで労力と経費がかかり、ソバ作りを諦めかけていた矢先、芥見支店から地域活動支援基金(みのっ太基金)の活用を提案され、玄そば磨機やそば石抜機、石臼製粉機、ふるい機などの購入費用が支援されました。

7月13日には、支援された4機の機材が同地区の倉庫に搬入され、プロジェクトメンバー7人が試運転の操作を見守りました。

写真=玄そば磨機の操作をする前田代表

 

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