JAぎふは2021年度、組合員や地域住民が有益な情報をタイムリーに入手することや手続きの手助けを行うことをめざしたスマホ教室を全53支店で展開することに乗り出しました。2020年度は、1支店と本部主催による女性部役員を対象にした研修会を開催。2021年度はすでに33支店から「スマホ教室」の申し込みがあり、昨年度よりかなり多い支店が開催を予定しています。
JAぎふでは支店再編整備が進められるなか、JA離れを阻止するため組合員や利用者との接点再構築の手段の一つとして、JAネットバンク取引など利便性の向上が見込める非対面チャネルの強化に取り組んでいます。高齢者にとってアプリを利用することはハードルが高く、セキュリティー面を心配する声があがっています。この課題を解決するため、株式会社NTTドコモの岐阜支社と連携を図り、「スマホ教室」の全支店開催に向け取り組みがスタートしました。
今年度初となる「スマホ教室」は長良支店で7月5日に開催され、株式会社NTTドコモの岐阜支社のスタッフ4人がLINEの基本編から応用編の講義を行い、組合員ら8人が参加しました。次回の開催では、JAバンクアプリなどの登録の仕方を支援していきます。
写真=操作を教えてもらう参加者と同社のスタッフ(中)