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品質向上と有利販売をめざし ネギパンツの導入

2021.02.10

岐南町徳田地区などで、飛騨・美濃伝統野菜「徳田ねぎ」を栽培する岐南ねぎ出荷組合は、2020年10月より「ねぎパンツ(軟白ねぎ栽培用遮光シート)」設置を試験的に実施した結果、例年より1か月以上も早く軟白(白根)を仕上げることが可能となりました。市場価格の高い11月から12月上旬に、多く出荷できたことにより農業所得の増大につながっています。

「徳田ねぎ」の生育を確認する渡邊さんと浅野担当(右

岐南ねぎ出荷組合では地域農業の担い手不足や農家の高齢化などに加え、重労働の土寄せ作業を収穫までに3~4回行う他、中腰や前かがみ姿勢が多く、体に負担がかかるなどの課題が上がっています。この課題を解決しようと、農作業の負荷軽減や時間短縮につながる「ねぎパンツ」を農業の担い手や農家に出向くJA担当者(愛称TAC=タック)が提案しました。「ねぎパンツ」の導入により、品質向上と農業所得の増大をめざしています。

2月4日にはTACと支店営農経済担当者が、岐南ねぎ出荷組合の渡邊さんの圃場(ほじょう)を訪問し、春出荷に向け「ねぎパンツ」を設置した「徳田ねぎ」の生育状況を確認しました。

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