岐阜県本巣市のマル糸柿振興会の柿生産共販推進委員会とブランド柿育成クラブ、柿振興会企画部の3組織は1月19日、匠の技術を習得することで、地域指導者として会員に指導できる体制を構築するため、本巣市にある実習柿園で剪定講習会を開き会員30人が参加しました。
マル糸柿振興会は生産者の高齢化が進む中、地域で育ててきた地域のブランド柿を守るために、柿栽培の技術習得を振興会全体で支援することで、マル糸柿振興会の持つブランド力を次世代・後世につなげていくことをめざしています。
この日は農林水産省が認定する農業技術の匠を2009年に受賞し、同振興会の顧問を務める加藤泰一氏の指導のもと、担当樹の剪定作業と粗皮削りなど実践的な技術習得を行いました。