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岐阜農林高等学校へ穀物乾燥機1台を寄贈

2021.01.13

JAぎふは9月10日、岐阜県立岐阜農林高等学校に米を乾燥するために必要な穀物乾燥機1台を寄贈しました。岐阜農林高等学校でも栽培するJAぎふで生産拡大を進めている水稲品種「にじのきらめき」の乾燥作業で使用され、適期収穫と乾燥精度の向上による品質の向上と良食味栽培を確立するためのデータ収集につながることが期待されています。

多収で良食味の「にじのきらめき」は、岐阜県が全国で初めて産地品種銘柄に設定された期待の新品種です。北方町、北方町水田農業担い手協議会、JAぎふ、岐阜農林高等学校の4者は、一体となって地域農業の課題解決を図る連携協力協定を8月に締結し、「にじのきらめき」を核に地域農業を未来につないでいくプロジェクトを始動しています。

今回の寄贈は、同校が取り組むGLOBAL G.A.Pの管理手法を遵守しつつ、美味しく仕上げるために必要な機器として活用し、連携協定に基づいた栽培データの地域へのフィードバックや岐阜農林高等学校も参加する全国規模の米コンクール出品に向けて良食味栽培の実証をめざします。岐阜農林高等学校が保有する乾燥機では、能力や容量が足らず、収穫したその日に乾燥することができず品質にばらつきが発生します。今回の約3トンの籾を一度に乾燥できる機器を導入したことで、適期収穫により課題が解決し、品質の向上につながります。

この日に行われた贈呈式では、櫻井宏組合長が岐阜農林高等学校の谷基校長に「今回導入された乾燥機を有効に活用し、今年度の「全国農業高校お米甲子園」にて優秀な成績を収める事と地域農業への好影響を期待する」と目録を手渡しました。 

写真=新しい乾燥機の前で意気込む流通課学区科作物部門3年の生徒と谷校長、櫻井組合長

 

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