早場米の生産に取り組む桑原土地営農組合が8月17日、羽島市桑原町のほ場で特別栽培米「あきたこまち」の稲刈りがスタートしました。
桑原地区はJAぎふ管内でも一番南にあたり、気候が温暖で水田農地が集積しやすい地域。収量と品質を向上させるため、これまでに田植えの時期や管理方法などの研究を重ねています。また桑原地区は酪農家が多く、基肥に牛ふん堆肥を使用する耕畜連携にも取り組んでいます。今年の収量は10.1㌶で、約42㌧の収量を見込んでいます。
今年度の生産では7月の長雨による日照不足の影響により、例年より若干遅い収穫となりました。ジャンボタニシや高温障害に悩まされた昨今よりも、品質と収量は良い出来です。
この日は大型コンバインを使用し、桑原土地営農組合の従業員が稲穂の出来を確認しながら稲刈りが行われました。収穫した米はJAぎふカントリーエレベーターに出荷され、残留農薬などの検査を行った後、JAぎふ管内で一番早い新米が8月下旬より、JAぎふの産直施設などで販売される予定です。