JAぎふは3月26日、岐阜市役所の全員協議会室で、岐阜市議会議員を対象に「環境に配慮した地域農業の普及に関する勉強会」を初開催し、岐阜市議会議員35名が出席しました。
岐阜市における農家数は、10年間(2010年~20年)で約30%減少しているほか、耕作地の面積も年々減少しています。このような状況を打開し、活力ある農業につなげた新しい展開として、地消地産や環境に配慮した農業の取組みを展開しています。
今回の勉強会は、さまざまな場面で市民に対して発信力のある岐阜市議会議員に、JAぎふの取組みに賛同してもらう機会をつくりたいと大野一生岐阜市議会議員に依頼し実現しました。
この日は、JAぎふの取組みを伝えるほか、岐阜市における有機農業の展望をテーマに、JAぎふ職員が講師となり勉強会が行われました。岐阜市議会議員から「環境に配慮した農産物の学校給食への提供」「米の価格高騰」「農産物の適正価格」などの意見や質問を多数いただくことができました。
いただいた意見をJA内で共有し、反映するとともに行政との連携を図り、地域農業の活性化につなげていきます。
写真=岐阜市議会議員に説明をするJAぎふの渡邉智和常務