農事組合法人桜尾生産組合とコープぎふ、山県市が8月23日、山県市の1㌶のほ場で「夏野菜収穫体験」を行い、コープの組合員ら親子連れ51名が参加しました。
4年前より飼料用米生産者である桜尾生産組合と供給者のJAぎふ、飼料用米を使った飼料で牛乳を生産する美濃酪連、消費者のコープぎふが連携し、飼料用米の利用拡大と牛乳の消費拡大を目的に、交流会を行うようになりました。野菜収穫体験はその一環で、今年が3回目。
2019年はより多くの人に参加してもらおうと、収穫体験の参加者受け入れ枠を30名から50名と増やしました。また、圃場(ほじょう)面積も2018年より5倍拡大し、参加親子がより多く夏野菜を収穫できるように企画しました。しかしながら、収穫体験が年々好評で、参加者も増えており、募集枠を超える応募があり、初めて参加を断ることとなりました。
この日は、桜尾生産組合が栽培したナスとオクラ、ピーマンなどを参加者が自分の目で選び、ハサミを使って収穫しました。収穫後には、桜尾生産組合が生産する「ハツシモ」を使用したカレーライスが振るまわれ、桜尾生産組合のメンバーや山県市、JAの職員と交流しました。
今後も、同生産組合とコープぎふでは、飼料用米の田植え・稲刈りなどの作業体験で消費者との交流を図り、食の安全・安心をPRしていきます。
写真=収穫体験をする参加者に指導する平野組合長