本巣市の若手生産者を中心に組織される「糸貫トマト振興会」の市場出荷がピークを迎えています。5月9日には、JAぎふ糸貫選果場に1324ケース(1ケース4㌔)が運び込まれ、名古屋、北陸の市場の他、管内のスーパー、JAぎふの産直施設、に出荷されました。昨年の台風でハウスが倒壊するなど厳しい自然災害が続いたが、ハウスで時間をかけて管理した結果、色回りが良く食味も良好で、糖度、酸味のバランスが取れた仕上がりとなっています。5月末まで出荷ピークが続く予定です。
糸貫トマト振興会は昨年、会員7名で大玉トマト「麗容」を総面積約2.6㌶で栽培し、15万ケースの出荷をしてきました。今年は2名の新規就農者が加わり、約3㌶で18万ケースの出荷を目指しています。
この日行われた目揃え会では、部会員と農協担当者が参加し、玉の大きさや形状、着色・熟度など基準を確認し、会員の目を揃えました。高品質で鮮度の良いトマトを届けるために、会員が集まり定期的に意見を交わしています。