環境負荷軽減をめざした農業に取り組む東海学院大学健康福祉学部管理栄養学科の4年生は1月18日、各務原市特産「各務原にんじん」を中心とした野菜の栽培について指導してもらった鵜沼支店と東部営農経済センター、行政の関係者らに、学生が栽培した秋冬野菜などを使った静岡県の郷土料理「おざく」と同市鵜沼地区に伝わる「きんぎょ飯」2品を振舞いました。
東海学院大学では、国が進める「みどりの食料システム戦略」に基づき、化学肥料や化学農薬などの使用軽減に加え、温室など燃料が必要な設備を使わず、手作業を中心とした環境に優しい農業に2023年4月から取り組んでいます。春から冬にかけて10品目を栽培してきたなかで、ニンジン・ハクサイ・サツマイモが農林水産省温室効果ガス削減「見える化」実証事業で最高位の三ツ星に選ばれています。
この日は三ツ星に選ばれた野菜などを使い、東海学院大学健康福祉学部管理栄養学科の学生44人が2つの郷土料理120人分を用意しました。郷土料理の前には、JAや行政の職員などが列を作り、愛情たっぷりの郷土料理で冷えた体と心を温めました。
来年度は、三ツ星野菜をJAぎふの産直施設で販売できるように検討していきます。
写真=JA職員に感謝を伝えながら郷土料理「おざく」を渡す学生(右)