JAぎふがJAファンづくりに向けて今年から取り組んでいる農業スクール「すくスク広場」の全てのカリキュラムが終了しました。参加者アンケートで「来年度も参加したい」旨の回答が多数寄せられ、JAファンづくりに手応えを感じたことから、JAぎふは、来年度の規模拡大とともに体験内容の充実も図る考えです。
農業スクールは、次世代・次々世代である子どもたちとその保護者に、農業体験や料理を通じて農業への理解を深めてもらい、JAのファンとなってもらうことを目的に開校しました。JAぎふ管内の親子16組55人が6月から、米や大豆、トマトやキュウリなどの野菜について、植付や中間管理作業、収穫、料理など多彩な内容で、年8回のカリキュラムを体験してきました。また、参加者には「農業の応援団」にもなってもらい、スクールでの体験をきっかけに、地元農産物を大切にする気持ちや、地域農業の理解・応援してもらうことを呼びかけました。
最後のカリキュラムとなる「すくスク広場」親子クッキングは2月9日、JAぎふアグリパークで行い13組の親子39人が参加しました。参加者は、10月に収穫をした大豆で、豆腐作りを体験。あわせて、豆腐作りの過程でできるおからを使ったサラダとみたらし団子も作りました。作った料理は、大豆のカレーライスと一緒に参加者全員で味わいました。体験後に行ったアンケートでは、「植えてから栽培までの一連の流れがわかり良い経験ができました。来年度もぜひ参加したい」など、参加者から高い評価を得ました。