農業体験で収穫した食材を使い、食事を低価格か無料で提供する憩いの場を設けることにより、地域コミュニティの活性化をめざすことを目的に設立されたJAぎふ蘇原支店の小グループ「ふれあい食堂なずな」は5月20日、蘇原支店周辺にある約4㌃の圃場(ほじょう)で、小グループに所属する親子ら約28人が夏野菜の定植と播種作業及び、JAぎふ女性部蘇原支部の協力のもとミージックベル体験が行われました。
農業体験を通じて准組合員や員外に対して、地域農業やJAについて理解を深めたい蘇原支店と、食事を通じて地域の居場所づくりを行う子ども食堂を運営する「ふれあい食堂」が手を組むことで、蘇原支店の准組合員と子ども食堂に通う利用者らが交流を深められると2023年4月に設立しました。この小グループでは、「農業を楽しく学び、みんなで食事をする楽しさを知ろう」をテーマに、夏・秋冬・春野菜の計画を立てた活動を行っていきます。
収穫された野菜は料理の食材として寄贈され、蘇原支店の組合活動室で調理された料理を、各務原市にある進禄寺で、毎月第2水曜日に子ども無料、大人300円で提供されます。また、8月初旬には、蘇原支店の組合員活動室にて、親子での料理教室も計画しています。
写真=同小グループに所属する親子が楽しく夏野菜を定植