本巣市のマル糸柿振興会では、4月23日に柿の摘らい講習会を本巣市内の4ヵ所で開催しました。約320人の振興会会員が参加し、岐阜農林事務所農業普及課担当職員から、栽培ポイントの説明を受け、残す蕾(つぼみ)の見分け方や病害虫の防除を学びました。
この時期に行う摘らいは、果実一つ一つに養分を十分いき渡らせるために行う重要な作業。さらに7月上旬あたりからは摘果を行い、大玉で良質な柿生産をめざした作業を進めていくきます。近年の気温上昇が原因となり、着色が遅くなるなどの影響が考えられます。消費者が求める品質を維持するには、自然と調和した生産・管理が重要です。
この日は、マル糸柿振興会の2023・24年度の新役員紹介が行われた後、岐阜農林事務所普及課担当職員が実際に摘らい作業が行われました。
写真=摘らいの仕方を確認する同振興会の会員等