子どもの成長に伴い着られなくなった式服や学用品などを必要な人に使ってもらう架け橋ができればとＪＡぎふふれあいプラザ日野と岐阜市立日野小学校ＰＴＡは２月4日、無償で譲る「おさがり譲渡会」をふれあいプラザ日野で開催しました。日野小学校ＰＴＡは、日野小学校保護者約300人が登録するＳＮＳ一斉連絡サービス「スマート連絡帳」を活用し、「着られなくなったけどまだ着ることのできる服などを提供してください」と書き込み、式服や体操服、教育楽器など約50点が寄せられました。

　卒業シーズンが近づくなか、ＳＤＧｓ12「つくる責任つかう責任」をテーマに使用しなくなった服や靴などを再利用してもらうことで、“モノ”を大切にすることを保護者と子ども達に伝えることが目的です。この取り組みをきっかけにふれあいプラザ日野は次回の「おさがり譲渡会」に合わせ、地元農家が栽培する農産物を一緒に並べ、育ち盛りの子どもを持つ親世代に地元野菜を知ってもらい、購買につながる架け橋をめざします。

　ふれあいプラザ日野を利用するＰＴＡから、在校生の着られなくなった“モノ”を必要とする親子に提供する地域貢献活動ができないかと両者で検討してきました。

　この日は、日野小学校に通う親子が机に並んだ体操服や上靴、ラックに飾られた式服を子どもに合わせ、サイズや気に入った“モノ”を持ち帰りました。

写真＝体操服を合わせる親子