JAぎふと松翠学園岐阜女子高等学校は10月14日、産直施設「おんさい広場はぐり」で岐阜女子高等学校食物科3年生のアイデアと旬の野菜をふんだんに使った栄養満点の10品が詰まった「ハロウィン弁当」702円(税込)を30食限定で販売しました。弁当に使われるカボチャやシイタケ、ホウレンソウなど11点をJAぎふが提供。
岐阜女子高等学校食物科3年生は農家との対談や収穫体験、「おんさい広場はぐり」を見学してきたなかで、農業資材が高騰するなか野菜価格は上がらないなど、農業経営をするのが厳しい現状にあることを学びました。この現状を知った生徒は、生産者と消費者を結びつける産直施設を運営するJAぎふと協力し、県産の食料自給率の向上をめざしています。
地場産野菜を販売するJAぎふ産直施設と一緒に地産地消促進につなげるため、岐阜女子高等学校食物科3年生が調理実習の一環として、「おんさい広場はぐり」から提供される農産物出荷情報を基にメニューを考案。体調を崩しやすい季節の変わり目に、「食物繊維で胃腸の働きを活性化させ、薬味を効かせて食欲増進」をテーマに健康面に配慮するほか、若者の感性を取り入れたお化けシュウマイなどデザイン面にもこだわっており、ついつい手に取ってしまいたくなるかわいい弁当が完成しました。
この日は、岐阜女子高等学校食物科の3年生4人が「お弁当販売中 岐阜女子高校」「私たちが作りました」など書かれた手作りうちわで消費者にPR。購入者には一人ひとり感謝の言葉を述べながら手渡し、開始5分で完売しました。
今後は11月、12月、1月の月に1回の販売する予定です。
写真=「ハロウィン弁当」と手作りうちわでPRする生徒