健康志向が高まるなか米の消費拡大をめざすJAぎふは10月8日、2015年からJAぎふの低温倉庫で玄米を保管する「蔵出米」のPRをするため、産直施設「おんさい広場」鷺山・はぐり・真正の3店舗で「蔵出米」で取り扱う品種「ハツシモ」「コシヒカリ」「にじのきらめき」の食べ比べを初めて行いました。2015年から販売した結果、毎年購入するリピーターが約4,000世帯とおいしい米と支持されています。2022年度産の新米「蔵出米」は、2021年度産より90㌧多い750㌧を用意し、新規顧客の獲得につなげます。
JAぎふでは、生産者の栽培した米をより長い期間おいしく食べてもらいたいと、低温倉庫で季節に応じて12~15度に設定した温度で貯蔵させ、鮮度をキープした米を「蔵出米」として販売する体制を構築。注文した消費者は、引き取り希望月をJAぎふに伝えることで、新鮮な米を各支店で引き取ることができます。
玄米の表層には、ビタミンなどの栄養素が含まれているが、精米するときにぬかと一緒に栄養素が取り除かれてしまいます。しかし「蔵出米」を購入することで、栄養素の高い玄米を食べることや3分づき、5分づき、7分づき、白米を選択しながら味の変化を楽しめるのも魅力の一つです。
当日は青・黄・赤のシールを貼った3品種の食べ比べを各店舗100食分用意。一番おいしいと思った銘柄にシールを貼り、自分好みの銘柄を知る機会となりました。食べ比べでは、110個のシールが貼られた「にじのきらめき」が1位、続いて「ハツシモ」が2位となりました。
写真=自分好みの色にシールを貼る参加者