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新米シーズン到来前に 味付けごはんで21年産米の消費拡大めざす

2022.09.28

 米の民間在庫が多く残るなかJAぎふと一般社団法人「ぎふおウチごはん協会」は9月23日、新米のシーズンが到来する前に2021年産米「ハツシモ」を炊き込みごはんや混ぜごはんにして「お得にお米をおいしく食べよう!」と題した、米の消費拡大キャンペーンを「おんさい広場鷺山」で開催。「おんさい広場鷺山」から「ハツシモ」30㌔と則武ごぼうや長良ぶどう、ダイコンなど6品を提供しています。

 保存期間が長くなることで米は徐々に乾燥するため、吸水性が高くなり、味をつける炊き込みご飯や混ぜごはん、チャーハンなどにぴったりな米へと変化します。そこで今回は、「ぎふおウチごはん協会」の語り部しずく専務理事介護食コーディネーターのプロデュースで考案したレシピに、21年産米「ハツシモ」と「おんさい広場鷺山」の野菜を一緒に使ったごはんレシピが完成しました。野菜に含まれる栄養素の高いだしを吸った「則武ごぼうとしょうがの秋の根菜ごはん」や「薬膳師の秋の養生大根ごはん」など6品の販売とレシピ紹介を行い、米の消費拡大と地場産野菜の消費拡大をめざします。

 「ぎふおウチごはん協会」が22年7月に刊行したレシピ本をJAぎふが支援したことを機に、地消地産や健康増進をテーマとした料理教室を各支店で開催するなど連携強化が進んでいます。

 この日は、「ぎふおウチごはん協会」の薬膳師である後藤香陽子代表理事と管理栄養士である馬場美穂副理事が料理したごはんを販売し、消費者に地場産農産物のおいしさをPRしました。

写真=21年産米のPRをする左からみのっ太、馬場副理事、後藤代表理事、語り部専務理事

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