農業経営の家族間のルールを取り決める「家族経営協定」を、岐阜市藍川地区の清水健吉さんと清水陽大さん家族2名が締結した。岐阜市内で「家族経営協定」を締結した農家は、今回で26戸となります。
清水家は経営主の健吉さんが、水稲や麦、豆の農業経営を行ってきました。4月から後継者である孫の陽大さんが健吉さんの下で就農。若い力が加わったことで、農業経営のさらなる発展をめざします。
「家族経営協定」は、農業経営に携わる家族一人ひとりが、意欲とやりがいを持って経営に参画できる魅力的な農業経営をめざし、経営方針や役割分担、家族が働きやすい就業環境などを十分な話し合いに基づいて取り決めることや、農業者年金など制度上のメリットもあります。
7月4日には芥見支店で調印式が行われ、清水家をはじめ、岐阜県、岐阜市、岐阜市農業委員会、JAぎふが立会人として参加。家族2人の署名を見守りました。
岐阜市と農業委員会とJAぎふでは、今後も制度を利用するメリットを伝え、農業者が意欲的に農業に取り組める環境を作っていくためにも積極的に推進していきます。
写真=我が家の目標を発表する陽大さん