岐阜市芥見地頭方地区内の用排水施設の維持管理や農業の効率化などを図ろうとする「芥見地頭方用排水組合」は6月26日、JAぎふ「みのっ太基金」で支援した自走式草刈機「ハンマーナイフモア」を使い、組合員9人が除草作業を行いました。「芥見地頭方用排水組合」は、用排水路の水の流れ良くすることや通学路の見通しを良好にすることで環境保全や農道等の安全通行など地域活動を目的に結成されました。
芥見地頭方地区では農業者の高齢化や後継者不足に伴い、農業法人との耕作地利用権設定契約の締結や作業委託契約等により、農業者が耕作するケースが減少しています。かつて組合員宅に一台はあった草刈機は、今では所有していない組合員が半数を占める他、平均年齢も65歳以上を越えていることで、除草活動を継続することが難しくなっています。
組合員が所有する草刈機の減少により、一人当たりの労働力と時間がかかり、思うように作業が進まないのが現状です。そこで自走式草刈機などを購入したことで、除草作業の労働力・時間短縮につながりました。この自走式草刈機購入費用約35万円を「みのっ太基金」で支援しています。
写真=「ハンマーナイフモア」で草刈りをする同組合員